2014年 02月 21日
読み聞かせ、のコツ |
私が参考にしているシュタイナー教育では、子どもに素話を聞かせます。
それは、子どもの想像力を育むため。
例えば、「赤い服を着た女の子が、クマのぬいぐるみを抱っこしていました。」という一文を聞いたとき、人によって、その女の子のイメージは違います。
女の子は髪が短いかもしれないし、三つ編みをしているかもしれない。
赤い服は、ワンピースかもしれないし、ブラウスかもしれない。
同じように、くまのぬいぐるみの色や形や大きさも、人の想像それぞれ。
でも、この一文の横に、髪を長く垂らして、赤いジャンバースカートをはいた女の子が、赤いリボンを首に巻いたこげ茶色のクマのぬいぐるみを抱っこしている絵が描かれていたら?
そのイメージは、絵に描かれているものに固定化されてしまいます。
だから、素話が大切なのです。
さて、そんな素話も読み聞かせるときに、感情を込めてドラマチックに読むのではなく「淡々と読むとよい」と教わりました。
それで、今まで、素話にせよ、絵本にせよ、子どもに読み聞かせるときは、穏やかに平坦に読むようにしていました。
しかし!
この「淡々」の意味を完全に取り違えていたことに気がついたのです。
先日、篠先生の気質講座で、読み聞かせについてのお話があり、この「淡々」についての詳しい説明をお聞きすることができました。
淡々と読む、ということは、演じる必要はない、ということだったのです。
演じる必要はないけれど、その文から情景を想像して、声に出して読みましょう、ということだったのです。
文を文として読むだけでは、子どもに伝わりません。
その日、こんなワークをやりました。
私の手の中に丸い玉があります。
という一文を、声に出して言ってみます。
次に、実際に丸い玉を握って、その感触を確かめ覚えておく。
そして、手の中に本当に丸い玉を持っているような仕草をして、同じように、
私の手の中に丸い玉があります。
と言ってみる。
それは、演じているわけではなく、本当のこと。
言っている自分でも、感覚が全然違うし、聞いている人にも伝わり方が違うのです。
講座当日の夜から、娘に読み聞かせをするとき、そこに書かれている物語の情景を思い浮かべながら、読むようにしています。
さて、娘には違った風に聞こえているのかな?
ちなみに、この読み聞かせ。
自分の好きな本を声に出して読むと、
意識が外側に向かって開いていくエクササイズになるそうです。
http://plaza.rakuten.co.jp/moriheikou/diary/201402120000/
子どもへの読み聞かせ、たまには自分の好きな一冊を潜りこませてみると、いいかも!
それは、子どもの想像力を育むため。
例えば、「赤い服を着た女の子が、クマのぬいぐるみを抱っこしていました。」という一文を聞いたとき、人によって、その女の子のイメージは違います。
女の子は髪が短いかもしれないし、三つ編みをしているかもしれない。
赤い服は、ワンピースかもしれないし、ブラウスかもしれない。
同じように、くまのぬいぐるみの色や形や大きさも、人の想像それぞれ。
でも、この一文の横に、髪を長く垂らして、赤いジャンバースカートをはいた女の子が、赤いリボンを首に巻いたこげ茶色のクマのぬいぐるみを抱っこしている絵が描かれていたら?
そのイメージは、絵に描かれているものに固定化されてしまいます。
だから、素話が大切なのです。
さて、そんな素話も読み聞かせるときに、感情を込めてドラマチックに読むのではなく「淡々と読むとよい」と教わりました。
それで、今まで、素話にせよ、絵本にせよ、子どもに読み聞かせるときは、穏やかに平坦に読むようにしていました。
しかし!
この「淡々」の意味を完全に取り違えていたことに気がついたのです。
先日、篠先生の気質講座で、読み聞かせについてのお話があり、この「淡々」についての詳しい説明をお聞きすることができました。
淡々と読む、ということは、演じる必要はない、ということだったのです。
演じる必要はないけれど、その文から情景を想像して、声に出して読みましょう、ということだったのです。
文を文として読むだけでは、子どもに伝わりません。
その日、こんなワークをやりました。
私の手の中に丸い玉があります。
という一文を、声に出して言ってみます。
次に、実際に丸い玉を握って、その感触を確かめ覚えておく。
そして、手の中に本当に丸い玉を持っているような仕草をして、同じように、
私の手の中に丸い玉があります。
と言ってみる。
それは、演じているわけではなく、本当のこと。
言っている自分でも、感覚が全然違うし、聞いている人にも伝わり方が違うのです。
講座当日の夜から、娘に読み聞かせをするとき、そこに書かれている物語の情景を思い浮かべながら、読むようにしています。
さて、娘には違った風に聞こえているのかな?
ちなみに、この読み聞かせ。
自分の好きな本を声に出して読むと、
意識が外側に向かって開いていくエクササイズになるそうです。
http://plaza.rakuten.co.jp/moriheikou/diary/201402120000/
子どもへの読み聞かせ、たまには自分の好きな一冊を潜りこませてみると、いいかも!
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by jardinage
| 2014-02-21 23:29