2009年 04月 20日
春のごちそう |
お天気にめぐまれた週末は、娘と二人、荒川ビジターセンター主催の荒川野草クッキングのイベントへ。40人以上の参加者と一緒に荒川河川敷に降りて、タンポポや、シロツメクサ、カラスノエンドウに、オオイヌノフグリ、ナズナとハルジオン、そしてヨモギの8種の野草を探しました。いずれも、野草というよりは、雑草のイメージが強い、どこにでも生えているあまりにもポピュラーな草ばかり。驚くことに、どれもこれも、食べられるのですって!
野草摘みの後は、ビジターセンターのスタッフの方が用意してくれた野草料理を実際に試食しました。
ハルジオンのポテトサラダや、ナズナの金平、野花(シロツメクサ、アカツメクサ、タンポポ)の甘酢和え、タンポポの葉の胡麻和えを生春巻きの皮に包んでいただきます。
ナズナのきんぴらは、ちょっと硬くて食べにくかったけれど、タンポポの葉の胡麻和えは,ほろ苦さが美味で、家でも作ってみよう!と思わせる一品。
葉は、いずれも柔らかい若葉の部分をいただきます。今年は暖冬だったために、野草の生長が早かったそうで、ナズナが硬かったのは時期的に少し遅かったからかもしれません。
春は新陳代謝が活発になり、毒素を排出する季節。そして、この代謝を促してくれるのが、春の野草。身体のリズムと季節はうまく調和をしていて、旬をいただく、ということは、とても理にかなっているのですね。
ちなみに、マクロビでは、通常、野菜はアク抜きせずにいただきますが、野草は陰が強いので、アク抜きをちゃんとしてから食べるのがコツだそう。とすると、やはり、ゴマ味噌や海苔などの陽性食品とあわせていただくとバランスが取れるのかもしれません。
参加者の中に、草笛名人のおじさんがいて、草笛の作り方&吹き方を教えてくださいました。私は、ぷ~と情けない音しか出せなかったけれど、子どもは飲み込みが早いのか、みんな、ぷーっ!と元気な音を鳴らしていました。
荒川ビジターセンターでは、このほかにも、荒川の自然観察をしながらお散歩する「川あるき日」や、未就学児を対象にした、川あそびを楽しむ「川のようちえん」というイベントなど、子どもが自然と親しむのにうってつけのイベントが目白押し。もちろん、足立区民でなくても参加可なので、お近くの方にはおススメのおでかけスポットです。
by jardinage
| 2009-04-20 21:05
| 育児