2009年 04月 25日
玄米の美味しい炊き方 |
マクロビのレシピ本を見ると、著者によって微妙に玄米の炊き方(水加減や炊飯時間など)が違いますよね。
人それぞれ好みの炊き加減というのがあるのだと思います。確かに、ちょっとした違いで玄米の炊き上がりって結構違ってきます。
季節や体調、体質によって、ベストな炊き上がりの玄米ご飯というのがあって、そのときの状態にあった炊き加減だと、身体への吸収の仕方が違い、体調にも影響がでてくるようです。
そんなわけで、色々な炊き方で試してみて、我が家流の炊き方を見つけ出そうとしているわけです。
料理教室で教わった炊き方は、一番陽性な炊き方で、
玄米:水=大体1:(おおよそ)1.2
浸水時間ナシ
最初おもりをせずに、中火にかけ、しゅんしゅんと蒸気があがってきたら、おもりをして強火。
(おもりをせずに火にかけるのは、玄米のなかのわずかな陰性を飛ばすため)
圧がかかって、おもりが廻ったら、そのままの状態で2分。(お鍋の中を圧力でいっぱいにするため)
おもりがクルクルと廻る程度の中火で12分。
おもりが動かないくらいのトロ火で13分
最後に、10秒強火にかけて火を止めて、ガス台から降ろして蒸らすこと10分。
(10分以上蒸らすと、蓋についた蒸気がご飯に落ちてしまうため)
圧を抜いて、天地返しをして、出来上がり。
と、これは、平和の圧力鍋を使用した炊き方。ここがポイントです。ウチは、「活力鍋」という、普通の圧力鍋よりも高圧のお鍋を使用しています。(大抵、おもりが振れてから、1分で調理可能が、ウリ文句)
そのため、上記の炊き方だと、炊きすぎのモッチモッチになってしまうのです。
そこで、初心(?)に戻り、活力鍋に付属していたレシピに掲載されている玄米の炊き方を確認します。
分量:玄米5合に対し水1100cc
浸水時間:一晩
炊飯方法:強火にかけ、おもりが振れ始めたら、振れが止まらない程度の弱火で15分。
分量、浸水時間は付属レシピ通りにし、炊飯時間15分を料理教室で教わった火加減3段階に振り分けて炊いてみます。
おもりナシで中火。蒸気があがってきたらおもりをして強火。そのまま2分。
おもりがくるくる廻る程度の中火で6分。おもりが廻らないくらいのとろ火で7分。
最後に強火で10秒。火を止めて蒸らし10分。
と、この炊き方で、歯ごたえも残りつつ、もちもち感もあるかなり良い感じの炊き上がりとなりました。しかし、やや玄米の硬さが気になったので、今は、玄米5合に対して水1200ccで炊いています。
せっかく、活力鍋での程よい炊き加減を掴んできたところですが、少し暖かくなってきましたので、本当は、少し陰性よりな炊き方に変えていった方がいいのかもしれません。
といのも、以前はバクバク玄米粥を食べていた娘が、最近あまり玄米粥を好まなくなり、これは、季節のせいなのかな?と感じたから。
子どもの身体の方が、大人よりも素直にそしてストレートに反応が出るような気がします。
by jardinage
| 2009-04-25 21:11
| 気になるヒト・モノ