2011年 02月 04日
いつもそこに、うたがある |
私の参加しているシュタイナーサークル「なないろ」のために、初めて歌を自作しました。
なないろの外遊び活動で、毎回、おやつをいただくのですが、おやつを食べるとき、いつも決まった「いただきます」の歌があるのに、おやつを配る時にいつも同じ何か、がないことに、どことなく落ち着き無い感じを持っていました。そこで、思い切って、歌を作ってみることにしたのです。
角口さかえさんの「ライゲンと子どもたち」に、音階やリズムなど、歌を作る場合の大切なポイントが紹介されていて、そちらを参考に作りました。
こんな歌です。
♪だいち と おひさま の おくりもの
♪ことりさん かぜにのり とどけるよ
シュタイナー教育では、歌(音楽)は子どもの発達においてとても大切な要素の一つだと考えられています。
いくつかの書籍を読みましたが、シュタイナー園では、子どもたちに「××の時間ですよ」と言う代わりに、歌で子どもたちを導いたり、歌を動きが伴う「ライゲン」という芸術活動は、毎日の保育時間に繰り返し繰り返し行われます。
今、なないろの室内遊びでは、オイリュトミストの先生にお越しいただき、手遊びとライゲンを親子で体験するという活動をしています。
先日、先生に「ライゲンが子ども達にどんな意味があるのか」ということを教えていただきました。
ライゲンで、動きながら先生の歌を聴く(傾聴する)ことは、子どもたちの中に静けさを作ります。
そして、その静けさを作ることは自分の本質を知ることに繋がっていくそうです。
しかしながら、家庭でライゲンを行うことは難しいので、家でできることは?と続けて質問すると、
「お母さんが歌うこと」とのお答え。
鼻歌でもいいし、母親が歌うこと、それで十分だそうです。
けれども、歌うと言っても、どんな歌でもいいわけではありません。
ペンタトニック音階(ドとファの半音の無い音階)の歌をゆったりと歌う。
TVの幼児番組なんかで歌われているような、アップビートで元気のある歌、リズミカルな歌、などは、実は、幼児の音楽としては、あまりふさわしくないようです。(シュタイナー教育の考えでは)
別の書籍で「小鳥がさえずるように歌う」とあったので、私は、歌うときには、あまり声を張らずに、ゆったりと穏やかに歌うように心がけています。
「ペンタトニック」と聞くと、難しく聞こえるかもしれませんが、昔から歌われている「わらべうた」には、このペンタトニック音階の歌がたくさんあります。
ちなみに、私は、シュタイナー園で歌われている歌をまとめた、竹田喜代子さん編著の「花のこども」を愛用しています。
そのほか、「シュタイナー幼稚園のうた」なども参考になるかと思います。
今までも、わらべうたの類を(みなさんが流行歌を口ずさむように)日常的に口ずさんではいたのですが、先生のお話を受けて、日常のなかで歌うことをこれまでよりも意識的に行うようになりました。
例えば、「ごはんだよー」と声をかける代わりに「♪だーいちーと おーひさまの♪」と歌いながら配膳したり、娘のおままごとに付き合う際に「♪ひとーつひばちでやいたもちー♪」とお餅をついてみたり、「お布団に入るよ」という代わりに「♪おやすみなさい♪」と手をつないでお布団まで誘導する、というように。
この「歌う」ということは、娘のためでありながら、実は、自分にとっても良い状況を作り出しています。
歌うと私の穏やか指数が、グーンと上昇するのです。
前述の「♪おやすみなさい♪」ですが、シュタイナー教育で言われる「5度の気分」の音階を高音から低音へ順番に♪ミレシラソミレ♪と歌うと、すごーくマッチするので、気に入って歌っています。
そのほか、最近、ごちそうさまの歌も作りました。
♪おなか の ふくれた ことりさん
♪き に とまり はね を やすめる
と、歌作りにはまる毎日です。
歌を作るときには、アウリスのシロフォンで音を確認していますが、やはり、音がリエゾンするグロッケンの方が良かったなーと今更ながら、ちょっぴり後悔しております。
なないろの外遊び活動で、毎回、おやつをいただくのですが、おやつを食べるとき、いつも決まった「いただきます」の歌があるのに、おやつを配る時にいつも同じ何か、がないことに、どことなく落ち着き無い感じを持っていました。そこで、思い切って、歌を作ってみることにしたのです。
角口さかえさんの「ライゲンと子どもたち」に、音階やリズムなど、歌を作る場合の大切なポイントが紹介されていて、そちらを参考に作りました。
こんな歌です。
♪だいち と おひさま の おくりもの
♪ことりさん かぜにのり とどけるよ
シュタイナー教育では、歌(音楽)は子どもの発達においてとても大切な要素の一つだと考えられています。
いくつかの書籍を読みましたが、シュタイナー園では、子どもたちに「××の時間ですよ」と言う代わりに、歌で子どもたちを導いたり、歌を動きが伴う「ライゲン」という芸術活動は、毎日の保育時間に繰り返し繰り返し行われます。
今、なないろの室内遊びでは、オイリュトミストの先生にお越しいただき、手遊びとライゲンを親子で体験するという活動をしています。
先日、先生に「ライゲンが子ども達にどんな意味があるのか」ということを教えていただきました。
ライゲンで、動きながら先生の歌を聴く(傾聴する)ことは、子どもたちの中に静けさを作ります。
そして、その静けさを作ることは自分の本質を知ることに繋がっていくそうです。
しかしながら、家庭でライゲンを行うことは難しいので、家でできることは?と続けて質問すると、
「お母さんが歌うこと」とのお答え。
鼻歌でもいいし、母親が歌うこと、それで十分だそうです。
けれども、歌うと言っても、どんな歌でもいいわけではありません。
ペンタトニック音階(ドとファの半音の無い音階)の歌をゆったりと歌う。
TVの幼児番組なんかで歌われているような、アップビートで元気のある歌、リズミカルな歌、などは、実は、幼児の音楽としては、あまりふさわしくないようです。(シュタイナー教育の考えでは)
別の書籍で「小鳥がさえずるように歌う」とあったので、私は、歌うときには、あまり声を張らずに、ゆったりと穏やかに歌うように心がけています。
「ペンタトニック」と聞くと、難しく聞こえるかもしれませんが、昔から歌われている「わらべうた」には、このペンタトニック音階の歌がたくさんあります。
ちなみに、私は、シュタイナー園で歌われている歌をまとめた、竹田喜代子さん編著の「花のこども」を愛用しています。
そのほか、「シュタイナー幼稚園のうた」なども参考になるかと思います。
今までも、わらべうたの類を(みなさんが流行歌を口ずさむように)日常的に口ずさんではいたのですが、先生のお話を受けて、日常のなかで歌うことをこれまでよりも意識的に行うようになりました。
例えば、「ごはんだよー」と声をかける代わりに「♪だーいちーと おーひさまの♪」と歌いながら配膳したり、娘のおままごとに付き合う際に「♪ひとーつひばちでやいたもちー♪」とお餅をついてみたり、「お布団に入るよ」という代わりに「♪おやすみなさい♪」と手をつないでお布団まで誘導する、というように。
この「歌う」ということは、娘のためでありながら、実は、自分にとっても良い状況を作り出しています。
歌うと私の穏やか指数が、グーンと上昇するのです。
前述の「♪おやすみなさい♪」ですが、シュタイナー教育で言われる「5度の気分」の音階を高音から低音へ順番に♪ミレシラソミレ♪と歌うと、すごーくマッチするので、気に入って歌っています。
そのほか、最近、ごちそうさまの歌も作りました。
♪おなか の ふくれた ことりさん
♪き に とまり はね を やすめる
と、歌作りにはまる毎日です。
歌を作るときには、アウリスのシロフォンで音を確認していますが、やはり、音がリエゾンするグロッケンの方が良かったなーと今更ながら、ちょっぴり後悔しております。
by jardinage
| 2011-02-04 20:59
| 育児