2012年 04月 01日
気質と向き合う |
先月に引き続き、大村祐子さんの「気質」講座、第二回を受講しました。
前回、自分の気質が何であるかを見極める、という宿題が出ていたため、
いろんな場面で「これ、やっぱり胆汁だよな」など再認識する日々を過ごしていたのですが、
このひと月を通して、自分の気質を知ろうとすることは、自分と意識的に向き合うことと繋がるな、
つまり、それが大切ってことなんだな、と気がつきました。
なぜなら、大村さん程のプロフェッショナルであれば、その人の言動から気質を言い当てることは
できる筈。けれど、あえてそれをせず、自分自身で気質を見極めるという課題をくださった。
人から、「あなた△△気質ね」と教えられるんじゃ、意味がない。そういうことなんだよなぁ。
前回もおっしゃっていましたが、気質は生まれる以前に今生を全うするために自分で選んできたもの
なので、「なぜ、その気質を選んで生まれてきたか」ということ知るの大切なことだそうです。
気質が偏ってしまうと、まわりと調和が取れなくなるという困難が訪れます。
残念ながら、前述の通り自分の気質は治りません。けれど、偏りをコントロールすることはできます。
そして、気質に向き合いコントロールすることで、自分自身を進化させることができます。
そういった点も踏まえて、自分の気質を知ることは大事なことなのです。
さて、今回は主に「自分の気質を知る」ことにスポットをあてた内容で、色んな角度から
自分の気質を探っていきました。
★体液
「胆汁=胆汁」「粘液=水」「多血=血」
身体の中のどの液体の要素が強く働いているか。
★自然界の要素
「胆汁=火」「粘液=水」「多血=風(空気)」「憂鬱=土(鉱物)」
また、体液が内側からの働きだとすると、自然界の要素が外側からの働きと捉えることができます。
そして、自分がこの土水火風のどの要素に共感できるか(心地よさを感じるか)、
影響を受けているかを考えてみます。
★色
「胆汁=赤」「粘液=緑」「多血=黄」「憂鬱=紫(青)」
色の場合、本当に好きな色と自分に無い色を補いたいから好き、という
二通りあるので、その辺りは注意しなければなりません。
★話し方
胆汁:ガンガン前に向かって話す
粘液:横板に餅(造語です。先生に詳しくどんな様子か確認し忘れました...)
多血:立て板に水(よどみなくすらすらと話す)
憂鬱:よく考えて話す
その他、気質の性格的な特徴については、以下のサイトに分かりやすく
まとまっていました。
[私を知る/シュタイナー思想から教育へ]
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~kazumixx/steiner-19.htm
そして、講座では、あるトラブルのシチュエーションに自分が置かれたときに、まずどんな
行動を取るか、というワークが行われました。
A とても親しい友人二人がものすごい激しい口論をしている。
B とても大切にしていた花瓶が誰かの不注意で壊れてしまった。
Aの場合、
多血の方は「まあまあ」と声をかける
胆汁の方は、「まあまあ」と声をかける(←これ、私)、「喧嘩なんかして!」と怒る、
「何が原因で喧嘩しているのか二人の話を聞く」と様々。
粘液の方は、「傍観している」という意見が多く
憂鬱の方も傍観している、だったかな...?
と、このシチュエーションだと気質の特徴があまり出なかったのですが、先生曰く、
大人になるに連れて、様々な経験を通して学習していて、こういう時にはこうすべきという
思考が働いてしまうので、分かりにくかったかもとのことでした。
本当はそういう意識された言動ではなく、無意識の状態での最初のアクションに
気質が表れるのだそう。
その後のお話で、他人よりも家族の前の方が素の自分が出やすいだろうということだったので、
Aのシチュエーションで、喧嘩しているのが両親だったら?と考えたら、
私は間違いなく「怒る」なーと再確認しました。
ちなみに、B。子どもだと分かりやすく気質が出るそうです。
胆汁質の子は、すくっと立ち上がって、怒りながら周囲にあれこれ指示を出す。
多血質の子は、まず席を離れ、片付け始める
粘液質の子は、椅子に座ったまま、様子を見ている
憂鬱質の子は、どうしよう、どうしようとうろたえて何もしない。
さて、それぞれの気質にはいいトコロもあれば、困ったところもあります。
気質が偏ったときに困った点を参加者自身が自分の気質について考え、発言しました。
胆汁:周囲の自由を奪ってしまう、暴力性
粘液:気が利かない、空気が読めない、胆汁に怒りを買う(んだそうです)
多血:心のよりどころ、中心を失うことがある
憂鬱:物事が進まない
そして、そういった気質の偏りをコントロールするための訓練法があるのですが、
それは、また次に記すことにします。
前回、自分の気質が何であるかを見極める、という宿題が出ていたため、
いろんな場面で「これ、やっぱり胆汁だよな」など再認識する日々を過ごしていたのですが、
このひと月を通して、自分の気質を知ろうとすることは、自分と意識的に向き合うことと繋がるな、
つまり、それが大切ってことなんだな、と気がつきました。
なぜなら、大村さん程のプロフェッショナルであれば、その人の言動から気質を言い当てることは
できる筈。けれど、あえてそれをせず、自分自身で気質を見極めるという課題をくださった。
人から、「あなた△△気質ね」と教えられるんじゃ、意味がない。そういうことなんだよなぁ。
前回もおっしゃっていましたが、気質は生まれる以前に今生を全うするために自分で選んできたもの
なので、「なぜ、その気質を選んで生まれてきたか」ということ知るの大切なことだそうです。
気質が偏ってしまうと、まわりと調和が取れなくなるという困難が訪れます。
残念ながら、前述の通り自分の気質は治りません。けれど、偏りをコントロールすることはできます。
そして、気質に向き合いコントロールすることで、自分自身を進化させることができます。
そういった点も踏まえて、自分の気質を知ることは大事なことなのです。
さて、今回は主に「自分の気質を知る」ことにスポットをあてた内容で、色んな角度から
自分の気質を探っていきました。
★体液
「胆汁=胆汁」「粘液=水」「多血=血」
身体の中のどの液体の要素が強く働いているか。
★自然界の要素
「胆汁=火」「粘液=水」「多血=風(空気)」「憂鬱=土(鉱物)」
また、体液が内側からの働きだとすると、自然界の要素が外側からの働きと捉えることができます。
そして、自分がこの土水火風のどの要素に共感できるか(心地よさを感じるか)、
影響を受けているかを考えてみます。
★色
「胆汁=赤」「粘液=緑」「多血=黄」「憂鬱=紫(青)」
色の場合、本当に好きな色と自分に無い色を補いたいから好き、という
二通りあるので、その辺りは注意しなければなりません。
★話し方
胆汁:ガンガン前に向かって話す
粘液:横板に餅(造語です。先生に詳しくどんな様子か確認し忘れました...)
多血:立て板に水(よどみなくすらすらと話す)
憂鬱:よく考えて話す
その他、気質の性格的な特徴については、以下のサイトに分かりやすく
まとまっていました。
[私を知る/シュタイナー思想から教育へ]
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~kazumixx/steiner-19.htm
そして、講座では、あるトラブルのシチュエーションに自分が置かれたときに、まずどんな
行動を取るか、というワークが行われました。
A とても親しい友人二人がものすごい激しい口論をしている。
B とても大切にしていた花瓶が誰かの不注意で壊れてしまった。
Aの場合、
多血の方は「まあまあ」と声をかける
胆汁の方は、「まあまあ」と声をかける(←これ、私)、「喧嘩なんかして!」と怒る、
「何が原因で喧嘩しているのか二人の話を聞く」と様々。
粘液の方は、「傍観している」という意見が多く
憂鬱の方も傍観している、だったかな...?
と、このシチュエーションだと気質の特徴があまり出なかったのですが、先生曰く、
大人になるに連れて、様々な経験を通して学習していて、こういう時にはこうすべきという
思考が働いてしまうので、分かりにくかったかもとのことでした。
本当はそういう意識された言動ではなく、無意識の状態での最初のアクションに
気質が表れるのだそう。
その後のお話で、他人よりも家族の前の方が素の自分が出やすいだろうということだったので、
Aのシチュエーションで、喧嘩しているのが両親だったら?と考えたら、
私は間違いなく「怒る」なーと再確認しました。
ちなみに、B。子どもだと分かりやすく気質が出るそうです。
胆汁質の子は、すくっと立ち上がって、怒りながら周囲にあれこれ指示を出す。
多血質の子は、まず席を離れ、片付け始める
粘液質の子は、椅子に座ったまま、様子を見ている
憂鬱質の子は、どうしよう、どうしようとうろたえて何もしない。
さて、それぞれの気質にはいいトコロもあれば、困ったところもあります。
気質が偏ったときに困った点を参加者自身が自分の気質について考え、発言しました。
胆汁:周囲の自由を奪ってしまう、暴力性
粘液:気が利かない、空気が読めない、胆汁に怒りを買う(んだそうです)
多血:心のよりどころ、中心を失うことがある
憂鬱:物事が進まない
そして、そういった気質の偏りをコントロールするための訓練法があるのですが、
それは、また次に記すことにします。
by jardinage
| 2012-04-01 07:49
| 気になるヒト・モノ