2012年 07月 08日
短期保養 宇陀へ |
6月中旬、母親になって初めての大きな一歩を踏みだしてみました。
パパ無し子連れ、長距離旅行です。
今年に入ってから、緑の多い田舎のどこかで1週間程度の短期保養先を探していました。
保養場所を探すなかで、保養先で1週間、4歳の長女が退屈せずに過ごせるかが大きなポイント。
そのほか、食事のこともあるので、できれば自炊できるトコロがいい、と。
もちろん、費用の面も。
けれど、なかなかそんな条件に合う場所に出会えずにいたところ、5月に友人を介して、奈良県宇陀市のお寺さんでホームステイさせていただけることになったのです。
とんとん拍子で話がすすみ、初めてご連絡してから1ヶ月も経たぬ内に私たちは宇陀の空の下にいました。
さて、私たちの受け入れ先のA家は、上から、4年生、2年生、年少さんの3姉妹とご夫妻、それから猫2匹+赤ちゃん猫5匹のご家族。
娘たちにとっては、遊び相手がいるにぎやかなご家庭で最高だったのに加えて、私にとっては、我が家同様ゆるマクロビアン家庭だというのも嬉しい点でした。
保養先でベジな生活を追求していたわけではないのですが、私たちの食生活に理解があるというのは、本当にありがたいこと。
奥さんは、私たちの滞在中、毎日、おいしい食事を用意してくださいました。
本当は一緒に台所にたって、お料理したかったのですが、赤子が慣れない場所だったせいか寝不足で、日中はぐずぐずだったので、おんぶに抱っこ状態で、奥さんに甘えっぱなしの一週間を過ごしてしまいました。
滞在中は、梅雨真っ只中な上に台風が襲来してきていたので、あまりお日様に恵まれませんでしたが、
私たちはいろいろなところを観光したくてお邪魔したわけではなく、ただ、自然の中でのんびりしたかったので、お天気の悪さはまったく気になりませんでした。
天然酵母のパン屋さん、市営の温泉、道の駅(いずれも近所)それから末っ子ちゃんのお迎えに
ついて行ったりなどなど、日常にちょっと+αな感じが私たちにはちょうど良かったのです。
滞在中は、たくさんの方との出会いもありました。
ご夫妻は、三重や奈良に移住してきた仲間たちと「奈良○三重どっとネット」という会を立ち上げて、私たちのような家族を受け入れる体制を模索していらっしゃいます。
そのお仲間たちとのご飯会も催してくださり(集まった子供たち-10人くらいはいたと思う-はお寺の中を走り回って遊んでいましたw)、いろいろなお話を伺うことができました。
今年に入ってから、私たち夫婦はいろいろいろいろ考えて、いつか東京を卒業して自然とともに
手の届く範囲の小さな暮らしをしたい、という思いを抱き始めました。
実際に、移住された方たちの話を聞いたり、その生活を目にし、私はますますその思いを確かなものにし、東京に戻りました。
ご夫妻のお友達のお宅で、「今日、穫ったばかりの青梅」や自家製の野草茶や野草酵素のおすそ分けをいただきました。
何十年ぶりに蛍を見ました。
桑の実を木からもいで食べました。
そういうことの一つ一つに胸がいっぱいになりました。
3.11以前は、今の暮らしで十分満足でした。
ここは東京だけど、家庭菜園のできる庭もある。お隣の広大な庭のおかげで木々も多い。
6月にはびわをおすそ分けしてもらったり。そういうことで十分満たされていました。
お天気の良い涼しい風の吹く日に、庭に立つと風とともに、竹の葉がさらさらと音を立てて、
本当に本当に気持ちよくて、でも、その気持ちよさがちょっとさびしくなる。
もう、以前とは違ってしまったことをどうしても思い出してしまうから。
何年後になるかわからない東京卒業に向けて、少しずつ歩みを進めて行けたらと思っています。
長女は宇陀ですごした1週間が本当に楽しかったようで、帰宅を間近に控えたときに「おうちのおもちゃとかぜんぶここにおくる!」と言って、宇陀に住む気満々でした(笑)
夫も私たちのプチ宇陀ライフを相当うらやましがっていて、9月ころに今度は夫も連れてお邪魔しようと計画中です。
そうそう。
ご夫妻のお知り合いが有機農家をされていて、定期宅配のサービスも行っているといいうことで、
我が家もお世話になることにしました。
★陽光ファーム21 さん http://www.yoko-farm21.co.jp/
★宇陀市 http://www.city.uda.nara.jp/kankou/index.html
パパ無し子連れ、長距離旅行です。
今年に入ってから、緑の多い田舎のどこかで1週間程度の短期保養先を探していました。
保養場所を探すなかで、保養先で1週間、4歳の長女が退屈せずに過ごせるかが大きなポイント。
そのほか、食事のこともあるので、できれば自炊できるトコロがいい、と。
もちろん、費用の面も。
けれど、なかなかそんな条件に合う場所に出会えずにいたところ、5月に友人を介して、奈良県宇陀市のお寺さんでホームステイさせていただけることになったのです。
とんとん拍子で話がすすみ、初めてご連絡してから1ヶ月も経たぬ内に私たちは宇陀の空の下にいました。
さて、私たちの受け入れ先のA家は、上から、4年生、2年生、年少さんの3姉妹とご夫妻、それから猫2匹+赤ちゃん猫5匹のご家族。
娘たちにとっては、遊び相手がいるにぎやかなご家庭で最高だったのに加えて、私にとっては、我が家同様ゆるマクロビアン家庭だというのも嬉しい点でした。
保養先でベジな生活を追求していたわけではないのですが、私たちの食生活に理解があるというのは、本当にありがたいこと。
奥さんは、私たちの滞在中、毎日、おいしい食事を用意してくださいました。
本当は一緒に台所にたって、お料理したかったのですが、赤子が慣れない場所だったせいか寝不足で、日中はぐずぐずだったので、おんぶに抱っこ状態で、奥さんに甘えっぱなしの一週間を過ごしてしまいました。
滞在中は、梅雨真っ只中な上に台風が襲来してきていたので、あまりお日様に恵まれませんでしたが、
私たちはいろいろなところを観光したくてお邪魔したわけではなく、ただ、自然の中でのんびりしたかったので、お天気の悪さはまったく気になりませんでした。
天然酵母のパン屋さん、市営の温泉、道の駅(いずれも近所)それから末っ子ちゃんのお迎えに
ついて行ったりなどなど、日常にちょっと+αな感じが私たちにはちょうど良かったのです。
滞在中は、たくさんの方との出会いもありました。
ご夫妻は、三重や奈良に移住してきた仲間たちと「奈良○三重どっとネット」という会を立ち上げて、私たちのような家族を受け入れる体制を模索していらっしゃいます。
そのお仲間たちとのご飯会も催してくださり(集まった子供たち-10人くらいはいたと思う-はお寺の中を走り回って遊んでいましたw)、いろいろなお話を伺うことができました。
今年に入ってから、私たち夫婦はいろいろいろいろ考えて、いつか東京を卒業して自然とともに
手の届く範囲の小さな暮らしをしたい、という思いを抱き始めました。
実際に、移住された方たちの話を聞いたり、その生活を目にし、私はますますその思いを確かなものにし、東京に戻りました。
ご夫妻のお友達のお宅で、「今日、穫ったばかりの青梅」や自家製の野草茶や野草酵素のおすそ分けをいただきました。
何十年ぶりに蛍を見ました。
桑の実を木からもいで食べました。
そういうことの一つ一つに胸がいっぱいになりました。
3.11以前は、今の暮らしで十分満足でした。
ここは東京だけど、家庭菜園のできる庭もある。お隣の広大な庭のおかげで木々も多い。
6月にはびわをおすそ分けしてもらったり。そういうことで十分満たされていました。
お天気の良い涼しい風の吹く日に、庭に立つと風とともに、竹の葉がさらさらと音を立てて、
本当に本当に気持ちよくて、でも、その気持ちよさがちょっとさびしくなる。
もう、以前とは違ってしまったことをどうしても思い出してしまうから。
何年後になるかわからない東京卒業に向けて、少しずつ歩みを進めて行けたらと思っています。
長女は宇陀ですごした1週間が本当に楽しかったようで、帰宅を間近に控えたときに「おうちのおもちゃとかぜんぶここにおくる!」と言って、宇陀に住む気満々でした(笑)
夫も私たちのプチ宇陀ライフを相当うらやましがっていて、9月ころに今度は夫も連れてお邪魔しようと計画中です。
そうそう。
ご夫妻のお知り合いが有機農家をされていて、定期宅配のサービスも行っているといいうことで、
我が家もお世話になることにしました。
★陽光ファーム21 さん http://www.yoko-farm21.co.jp/
★宇陀市 http://www.city.uda.nara.jp/kankou/index.html
by jardinage
| 2012-07-08 08:41
| 気になるヒト・モノ